2025/06/30 15:18
今年も半分が過ぎ去り、梅雨は消え去り早くも夏本番といったような天候です。
僕がいる木造家屋2階はエアコンなんて効きやしない、これから数ヶ月が思いやられます。
ツッコミ気味に、これが温暖化!
一寸一息
『サウンドブレイキング レコーディングの神秘(SOUNDBREAKING)』(2016)
シーズン1 - ■レコード・プロデューサー■マルチトラック・レコーディング■ヴォイス■エレクトリック、ビート■サンプリング■ミュージックビデオ■フォーマット
録音スタジオが革命を生んだ60年代から現在に至るまでの、音楽界に起きた革新を8つのテーマで振り返る。
全8話で400分強の音楽スタジオ技術革新をテーマにしたシリーズ。
sir,ジョージ・マーティンさん監修、云わずもがなビートルズの敏腕プロデューサー、
彼が亡くなったのが2016年なのでその直前に撮ったのかも知れないが、とてもお元気そうな感じだ。
ビートルズ「リボルバー」辺りからのレコーディング手法や実験、技術などの話から始まっていく。
それまでのシングルレコード2分30秒からLPレコード50分への移行、コンセプトアルバムという概念、
ビートルズがライヴを止めたことの副産物でもあるそれが60年代後半の技術革新を生む。
フィル・スペクター(2021死去)、ブライアン・ウィルソン(2025死去)イーノなども紹介、
もうそれはよく知ってるコトなれど、まず押さえておくべき基本を通る。
プロデューサーの役割を様々なジャンルの音楽からチョイスしていく。
2016年製作なので10年のズレがあり、まだ懐かしい顔ぶれは健在であるコトが嬉しかった。
約80年を8つのテーマに区切って音楽革命(録音技術に関してだけでも)について語っていく構成。
レコード(VINYL)の出現が肝である。
1877年エジソン”フォノグラフ”(発明は1857年レオン・スコットによる)が円盤式レコードとなり、SPレコード(10インチ3分/78回転/シェラック盤/蓄音機再生)が生まれ、1940年代後半にVINYL(ポリ塩化ビニール)が登場する。
1948年コロンビア社がLPレコード(12インチ30分/33回転)を先駆けて発売、追うこと1049年ビクター社がEP(シングル)レコード(7インチ5~8分/45回転)を発表し、役者は揃う。
"フォーマット"の回でそこを補填するので、すべての出発点がそこにある。
40年代JAZZやクラシックオーケストラ、軽音楽が主であったが、50年代ロックンロールが着火点となる。
リトル・リチャード、ジョニー・キャッシュ、ジェームス・ブラウン、エルヴィス、時代を超えて何度と再生する不死鳥たち。
そこは"サンプリング"回で顕著に見られる。
とても興味深い内容だったので、VINYL好きにはお勧めですぞ!
さて6月は二色三色刷りの60~70年代をたくさん出しました。
【new arrival】
■大信田礼子 - それがどうした「ズべ公番長シリーズ」
c/w 女はそれをがまんできない
なかなかのやさぐれ具合、女任侠!
youtube オンバンクツ☆チャンネルにて視聴可!
■小林旭 - ズンドコ節
c/w 鹿児島おはら節
*マイトガイ・アキラのズンドコ節!
後にドリフターズもカヴァーした"ズン ズン ズンドコ"ソング♪
■6月28日新入荷追加! (Newブラック)60'S和 12枚
■6月18日新入荷追加! (Newグリーン)60'S和女性 14枚

■6月14日新入荷追加! (Newオレンジ)70~80'S和TV.etc 14枚
■6月09日新入荷追加! (Newピンク)60'S和女性 17枚

■6月06日新入荷追加! (Newブラック)60'~70S和グループ 12枚
■6月04日新入荷追加! (Newグリーン)60'S和男性 15枚

【note】オンバンクツ★マガジン
針を落とせばあの時代へ、Slippin’ and Slidin’
タイムボカ〜ンな #ドーナツ盤 はOBKレコードでどうぞ!
それでは7月も皆様に良き音盤との出逢いがありますよう。
May the vinyl be with you!!!
音盤窟レコード icch拝